アンティーク調にするならウレタン塗装は向かない。
本当に100年という年月をかけてアンティークになった家具はウレタン系の塗装だとは思います。
最初から加工してアンティーク調の塗装にするのならウレタン塗装でも問題はないです。
早い段階で古さを出したいのであればウレタン塗装ではないほうが良いでしょう。
家具塗装をしているからこその意見です。
古さ、味を出してくれる塗装としては、やっぱりオイル系の塗装。
これが一番向いているかな。
木目を生かすのであればオイルですね。
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オスモオイルの使い方についてはこちら
その他、水性塗料なども良いです。
これは汚れが目立つけど味はでます。
修正も簡単。
塗り重ねれば、塗りムラなどで味がでます。
適当に塗ってムラをだせばアンティーク風にできます。
すぐにアンティーク調にしたいのであればオイル系の塗料を使うことをおすすめします。
自分で加工する場合はサンドペーパーの粗さによって雰囲気は変わります。
木材の角中心に加工するのであればサンドペーパーの粗さで差がでることはそれほどないです。
角ではなく、表面を加工するとなると話が変わります。
正直ペーパーで削った加工って自然ではないです。
でもアンティーク加工としては「やってるな」という雰囲気になりますし自然です。
一般的に削ったような跡・傷がアンティーク風という認識なはずです。
本格的なアンティーク加工を求めるとなると擦れたような加工が本来の年月をかけた雰囲気に近いです。
削りキズを細かくしたいのであれば番号が大きいサンドペーパーを使うと良いです。
400番あたりが良いと思いますがもっとよいペーパーというかシートがあります。
表面の肌触りと削り面を綺麗にするにはコバックスのスーパーアシレックスというシートが便利です。
綺麗に削れますし、研磨力もあります。
おすすめは中目です。
個人で使うには高いのでわざわざ買う必要はないと思いますがこんなものがあると知っておくのは損はないかなと。
板金屋さんとかで使ってるっぽいですね。
他職種なので詳しくはわかりませんが。