塗装屋の自分が、オスモカラーの塗り方で失敗しない方法を解説します。
正解とかはないですが、これが自分の中でベストなやり方です。
仕事柄塗ることもありますし、自分の家を塗ってみからの結論。
塗るときは必ず軍手をしてください。
手についてしまうとオイルを落とすのが大変です。
塗りすぎない
ハケにオスモオイルをつけてそのまま塗ってしまうと、ほぼ塗りすぎになってしまいます。
そうならないために余分なオイルをハケからよく落としてから塗るようにしましょう。
厚く塗ってしまうと乾くのも遅くなりますし、塗りムラが出ます。
塗り方はうすーーく伸ばしながら塗るとうまくいきます。
厚塗りは×です。
もし塗りすぎてしまった場合はウエスでふき取ってしまえば大丈夫です。
綺麗になります。
ただ拭き取ると塗膜が薄くなり、色も薄めになってしまうのでお気をつけください。
気になるようでしたら、もう一度拭き取らないように薄めに塗れば大丈夫です。
重ねて塗ると濃くなっていきます。
オスモの公式サイトの説明だと2回塗りが基本のようですが、2回塗るのは大変ですし塗料も倍使ってしまうので私は1回塗りでも問題ないと思っています。
色の好みもありますし。
現状、私の家で塗ったオスモは1回塗りですが今のところ問題ありません。
*1回塗りで4年経っても問題ないです。角が多少剥がれたりしているところはありますが、味が出て良いです。
塗装をする場合にウエスがあるとすごく役に立ちます!
オイルを抜いたりするだけではなく、汚れたら拭くこともできるし、使い方は様々です。
簡単に言ってしまえば、ぼろ布というかいらなくなった服などの布です。
塗り方で失敗しても、塗ってすぐなら何度でも塗りなおしができるで気軽に塗ることはできます。
乾きも遅いので焦らなくて大丈夫です。
拭き取る布の注意点
拭き取る場合のウエス(布)の代用品としてはTシャツのような生地目の細かい布を使うと良いです。
拭きとりやすいので。
ムラがでないように綺麗に拭き取ります。
タオル系のものは拭いた跡がついてしまいます。
拭きムラがでてしまいますが、すべてふき取ってしまえばタオル系のものでも大丈夫です。
ただオススメはしません。
オスモオイルは粘度が高いため拭き取りも大変なので注意が必要。
厚く塗ってしまうとけっこう疲れます。
ハケは豚毛が塗りやすい
オスモ専用のハケもありますが普通のハケに比べると割高です。
カインズなどに売っている安い豚毛のハケでも十分使えます。
豚毛で探すとないかもしれませんが、ラスターという名目で豚毛のハケは売っています。
ペンキ屋さんがゴミなどを掃く用に使うハケではありますが塗装用にも使えます。
↓写真の物は大きいサイズですが数種類あるので塗りやすそうなサイズを選べばOKです。
あまりに小さいサイズを選んでしまうと塗るのが大変になってしまいますのでお気をつけください。
中間のサイズが一番失敗がないサイズです。
↓画像の左側のが約中間サイズです。
これが使い勝手良いです。
右のは獣毛。割と豚毛に近く堅い毛になります。
オスモ専用ハケを使ったことないのでどれくらい良い物かわかりませんが、もしかしたらかなり塗りやすいハケかもしれません。
でも毛の堅い豚毛ならばなんでも良いのではないかと自分は思っています。
ハケの毛は抜けやすい
ハケの毛ってけっこう抜けます。
抜けたら軍手などで毛をとって塗りなおせば大丈夫です。
すぐに乾くオイルではないので簡単に塗り直しはできます。
軍手の跡がついてしまったら、また刷毛で綺麗に塗ってください。
まとめ
初めて塗る場合はけっこう難しいかもしれません。
塗っていくうちになれていくので、最初はあまり目立たない部分で練習しながら塗ると良いです。
早く塗りたくて厚く塗っても伸ばすのが大変なので厚塗りは一番やってなはいけないです。
どちらかと言うと、薄すぎてしまうほうが良いです。
結果、綺麗に仕上げることができます。